*アフィリエイト広告を利用しています

例えば、クレジットカードで買い物をする時には、「返済回数はいかがいたしましょうか?」などと聞かれることがあります。
あらかじめ返済回数の指定がない限り、選択可能な返済回数の中から任意で選択し、購入代金を指定の回数で分割して支払います。

返済回数1回なら「一括払い」、2回以上なら「分割払い」などと表現しますが、これはリボルビング払いとは明確に区別する必要があります。

リボ払いって?

リボ払いとは、「リボルビング払い」の略称です。以前、テレビCMで「リボ払い」といった表現が使われたこともあるので、言葉自体は知っている人も多いでしょう。

分割払いと混同してしまうことも多いですが、次のような違いがあります。

  1. 返済回数が決まっているかどうか
  2. 何を基準に返済金額が決まるのか

例えば、10万円という借り入れをした場合、分割払いで1回を選択した場合は10万円×1回(+利息)、10回を選択した場合は1万円×10回(+利息)で債務を返済していきます。これがリボルビング払いになると2万円×5回(+利息)、1万円×4回と2万円×3回(+利息)といった返済をすることも可能です。

要するに、あらかじめ返済回数が決まっている方法が「分割払い」、最低返済金額が決まっている方法が「リボルビング払い」です。

リボ払いなら月々の返済は負担が小さいけど・・・

分割払いの場合は、商品代金や借り入れ金額を支払う回数が基本的に決まります。1回なら1回、3回なら3回、10回なら10回で支払うことになりますが、1回ごとの支払い金額が一定になるので、完済までのシミュレーションが簡単にできるという点がメリットです。

その代わり、月々の返済負担が大きくなる可能性もあるので、あらかじめしっかりとした返済シミュレーションをしておかなければいけません。

これに対して、リボルビング払いの場合は、あらかじめ決められている最低返済金額を返済することさえできれば良いので、返済1回ごとの負担は少なく済みます。ただし、1回ごとの負担が少ないということは、逆に考えると、1回の返済で減る元金が少ないので、完済期間が延びるというデメリットがあります。

完済するまでは、ずっと利息が発生する状態が継続するため、返済期間が長くなればなるほど利息の支払い額が増えてしまいます。1回ごとの返済が少ない負担で済む環境に甘んじていると、最終的に借り入れ金額の何倍も利息を支払うことにもなり兼ねません。

リボ払いはヤバイ!?知っておきたいリボ払いに潜む危険性とデメリットまとめ

すでにリボ払いを利用している場合は?

すでにリボ払いを利用している場合は、根本的にカードローンを利用する場合はリボ払い契約となるため、ほぼすべての利用者に関係します。

リボ払いで返済の負担を軽減するためには、1回でも少ない回数で完済することがポイントです。例えば、1回当たりの最低返済金額が5千円なら1万円を返済する、最低返済金額が1万円なら1万1千円を返済するというように、可能な限り1回当たりの返済金額を増やしていきます。

カードローン契約時に良く採用されるリボ払いの方式は、残高スライド元利定額リボルビング方式です。

最終取引後の債務残高に応じて次回返済金額が算出されるので、1回の返済で1円でも多く元金を減らせば、返済金額に対する利息の割合が減ります。その結果、余計な利息を支払わずに済む状況ができるため、最終的に少ない金額で完済できます。

カードローンの利息を安く抑えるために

お金を借りるにあたって金利の負担は小さく抑えたいものです。無利息サービスや低金利ののサービスを活用すれば、負担を最小限にできるのでオススメです。

借入額によって最低返済額が決定します。その金額を払うのは当然のことですが、繰り上げ返済をすることで元金を減らすスピードがアップします。余裕のある月には返済額に上乗せするように心がけましょう。

返済シュミレーションで返済計画

カードローンやキャッシングを利用する場合は、申し込みを検討しているサービスごとの利息や返済方法をしっかりと確認し、可能なかぎり現実的な返済計画を立てることが大切です。

希望している金額を借りた場合に、月々どのくらいの返済金額になるのか、自分が無理なく返済できる金額はいくらか、想定し得る最短期間はどのくらいか、完済総額はいくらかなど、返済シミュレーションをしっかりしておくと、返済途中で返済不能になってしまうリスクを軽減できます。

返済計画を立てる際は、希望的観測をできる限り排除することが大切です。少し極端な計画になってしまうかもしれませんが、より高い次元で安全を担保したいのであれば、最悪の状況で利用する場合を想定してシミュレーションを行いましょう。

お金を借りる時の注意点とは?

カードローンを使うことに慣れてくると、お金を借りる行為そのものに制限がなくなってきます。最初にお金を借りる時は借金をしているという実感があるものですが、2度3度と繰り返していくうちにその感覚が薄れていくわけですね。

返済癖をつけてしまえばカードローンに頼ることなく、自分自身のお金でやり繰りすることができるでしょう。無茶な借り入れさえ防いでいれば、カードローン自体は、突然の出費にも対応できる優れものです。

無利息期間やATM手数料無料など、金利だけではなく様々な判断材料があるので各社を比較しながら自分にあった借り入れ先を選ぶようにしましょう。

まとめ

カードローンやキャッシングは、借りるだけならそれほど難しくはありません。しかし、完済することは決して簡単ではないので、そこでつまずかないようにしっかりとした返済計画を立てることが大切です。

そして、より効果的な計画を立てるためには、基本的な知識をしっかりと身に付けておくようにしましょう。