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クレジットカードやカードローンの支払い方法のひとつである「リボ払い」は、高額な商品でも手が届きやすいと言ったメリットがあるだけではありません。

実は、絶対に知っておかないとやばいデメリットやリスクもあります。リボ払いの基本とともにリスクを説明していきます。

クレジットカードのリボ払いは危険?!深刻なデメリット

メリット面ばかりが注目されやすいリボ払いですが、実は相応のやばいデメリットも存在しています。むしろ、本当に着目すべきはデメリットの方なので、しっかりと覚えておきましょう。

返済期間が長期化しやすい

リボ払いは月々の支払い金額が少なく済むことがメリットですが、それは見方を変えると完済までの期間が長くなりやすい問題があります。

月々の負担を減らして家計を楽にすることはできるとしても、最終的に完済するまでの期間を総合して判断することが重要です。

リボ払いで買い物やお金を借りることを繰り返すと、いざ節約しようとしても生活のグレードを落とすのは大変な労力が必要になります。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

特に浪費癖があると自覚している人はリボ払い返済は要注意よ。

手数料がヤバいリボ払いは残高が減らない!?

リボ払いの場合、支払い額が一定なので、借入残高が増えるほど毎月の返済で元金部分に充当できる金額が少なくなります。

毎月1万円の返済でリボ手数料が年率15%で比較してみます。

例えば、残高が3万円であれば、手数料が369円で元金に充当される金額は9,631円なので、あっという間に元金も含めた返済が可能です。

一方で、残高が50万円にまで膨らむと、手数料は6,164円となり元金に充当されるのは、3,836円しかありません。

こうなると、毎月の返済のほとんどがリボ手数料になっているので借金がなかなか減らないという状況になってしまいます。

毎月返済1万円の場合のリボ払い残高と手数料一覧(年率15%)
リボ払い残高 返済額 リボ手数料 元金充当
3万円 1万円 369円 9,631円
10万円 1万円 1,232円 8,768円
20万円 1万円 2,645円 7,355円
30万円 1万円 3,698円 6,302円
50万円 1万円 6,164円 3,836円

リボ払いで無意識に利用額が膨れ上がる

リボ払いを利用していると、利用総額に対して月々の支払い額は少なくなりやすく、「まだ大丈夫」という感覚になりやすいです。

しかし、それは裏を返せば、気づかないうちにと大きな金額を使ってしまっているというヤバイ状況になる可能性があるということです。

リボ払いの場合は、今現在いくらの借入があるという実感が薄れがちになることを忘れないようにしましょう。

あすかあすか

分割払いと違って手数料を含めた合計金額がわかりづらいから、今現在の借入残高をしっかり把握してコントロールする必要があるんですね。請求書をみてビックリっていうのは避けたいです。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

リボ払いで借入可能額を預金残高のように感じてしまう人が多いから、結果的に利用額が膨れ上がってしまうの。

リボ払いのやばい危険から抜け出す3つの方法

リボ払いは、上手に利用すれば便利なものです。しかし、支払いが破たんしてしまうほどの利用をしてしまった場合は、別の方法で根本的な負担を軽減することも検討しましょう。

低金利のカードローンに移行する

リボ払いの平均的な手数料比率は15%程です。これは、カードローンで言えば消費者金融系と同等程度ですが、銀行系と比較すれば高い部類に入ります。

ということは、リボ払いの総額をすべて金利の低いカードローンで借り換えてしまえば、月々の負担から完済時の総額までを節約することができます。

あすかあすか

急な出費でお金を借りるときは利率とかの条件よりも早く借りれることに目がいきがちです。
以下の記事で借り換えについて詳しく解説していますので参考にしてください。

カードローン借り換えに失敗しない!選んじゃダメな借り換え先と審査通過率をあげる方法

おまとめローンを活用する

おまとめローンは債務が大きな人が利用しやすいローンであり、比較的低金利に設定されていることが多いです。

金額が大きい場合は「総量規制」の関係が気になるところですが、おまとめローンの場合は総量規制に影響されないので、大きな金額でも低金利で借り換えられる可能性があります。

毎月の支払額を増額する

借り換えなども選択肢としては有効ですが、最も手間をかけずに借金の負担を軽減する方法といえるのが支払額の増額です。

金利の仕組みを理解すれば明白ですが、月々の支払い額を増額して完済までの時期を短縮するという方法は、負担軽減の王道です。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

リボ払いの賢い返済方法について下記の記事で詳しく解説しているから参考にしてみて。

【リボ払い注意】キャッシングは返済シュミレーションで返済計画をたてよう!

リボ払いとは?

リボ払いとは「リボルビング払い」の略称です。普通の「分割払い」と混同されることが多いですが、実は明らかに違った性質を持っています。

リボ払いの仕組み

リボルビング払いとは、毎月決まった金額以上の返済をするという返済方法です。たとえば10万円の買い物をしたとして、リボ払いを選択した場合は、毎月5千円ずつ支払いをしていく返済方法になります。

リボ払いを利用したときにどのくらいの支払いが必要になるのかは事前に決まっていることがほとんどで、金額もしくは割合で月々の支払金額が設定されます。返済日に支払うときには、あらかじめ決めた金額+手数料(利息)を支払うことになります。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

リボ払いは賢い使い方をマスターしないとやばいわよ。返済計画をしっかりたてて元本を減らすことを意識してね。

リボ払いには、定額方式と残高スライド方式と呼ばれる2つの支払い方式があります。
定額方式は残高に関わらず月々の支払額が一定額なのに対して、残高スライド方式では、残高に応じて毎月の支払額が増減します。

あすかあすか

カード会社によって返済方式は異なりますが、残高スライド方式を採用しているカード会社のほうが多いようです。


日本クレジット協会
[参照]日本クレジット協会

分割払いとリボ払いの違い

普通の分割払いとリボ払いは同じものだと思われがちですが、明らかに違っている点として、支払い回数が明確かどうかがあげられます。

分割払いとは、あらかじめ決められた回数で全額を支払うことになりますが、リボ払いに関しては完済時期が明確ではありません。

つまり、1回当たりの支払いの負担はリボ払いの方が軽く済む可能性が高いのですが、最終的な金利手数料などの負担は分割払いの方が少なく済む可能性があるということです。

あすかあすか

返済額だけをみるとリボ払いのほうが有利にみえるけど、支払い手数料を含めた総額で考えることも大切ですね。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

そうね。先の説明の通りリボ払いは返済期間が借り入れするときに決まらない返済方式だから、利用するときは慎重になったほうがいいわ。
どしても返済が楽そうという気持ちが働きやすくなる罠があるから注意が必要よ。

リボ払いはカード会社の大きな収益源

通常、リボ払いを利用している人は最低金額のみ支払うというスタンスを取ります。できるだけ早く完済したいと思っているのであれば、一括払いや分割払いなどで明確に完済時期を設定することが多いです。

逆にリボ払いの利用者は長々と支払いを継続することが多くなるため、カード会社としては長く手数料収入を得られる状態になります。

あすかあすか

テレビCMでもリボ払いは積極的にアピールされてますよね。あとからリボとか。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

クレジットカードのなかにはリボ払い専用カードだったり、申し込みの時にデフォルトでリボが付いてたりするから注意が必要よ。

リボ払いを利用するメリットって?

クレジットカードやカードローンの支払方法は大きく分けると、「一括払い」「ボーナス一括払い」「分割払い」「リボ払い(リボルビング払い)」などがあります。

リボ払いを利用するメリットは色々ありますが、最も基本的なものを挙げると、支払いの負担が少ないという点です。

支払額が一定だから家計の負担が少ない

分割払いも同様ですが、基本的には月々の支払額が一律になります。また、分割払いと比べて完済回数に余裕がある分、リボ払いの方が月々の支払額が少なく済むことが多いので、家計のコントロールが楽です。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

JCBカードなどの大手だとお得なプランもあるの。
初回手数料が無料だったり、保険がついたり、、、毎月の返済額を自由に変更できたりもするわ。

あすかあすか

リボ払いは使い方次第では家計の見方になるんですね。

いつでも繰り上げ返済できる

また、状況に応じて繰り上げ返済を行うこともできます。他の支払い方法でも任意で支払うことはできますが、リボ払いに関しては繰り上げ返済を活用することが大きなポイントです。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

リボ払い返済は元金が減るスピードが遅い傾向にあるから、毎月の定額返済に加えて繰り上げ返済がカギになるわ。できればリボ払いのシミュレーターとかで利息計算するのがいいわね。

【重要】返済方式がわかると利息が安くなる!

リボ払いは最後の手段にしよう

メリットもあるリボ払いですが、負担を抑えたいなら、あまり利用しない方が賢明です。分割では支払い切れないなど、限られたケース以外では積極的に利用しないという選択もあります。

リボ払いを多用すると自分の返済能力を超えた生活をしてしまうリスクがあります。

キャンペーンやポイント目的も危ない

特に注意するべき点として、特典やキャンペーンがメインの契約です。一時的なメリットは大きくなる可能性はありますが、リボ払いで陥りやすいリスクを良く理解して、総合的にプラスになるかどうかを重視しましょう。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

支払い総額の確認と返済プランを検討することがリボ払いでやばい状態になるのを回避するには不可欠よ。

あすかあすか

リボ払いは返済額だけを意識するんじゃなくて、金利手数料が発生していることも忘れないでくださいね。

まとめ

クレジットカード使った買い物は非常に便利なサービスです。現金がなくとも買い物ができる、場合によってはお金を借りることもできる便利なサービスですが、良いことずくめではありません。

どんなリスクがあるのかを知らなければ後で後悔することにもなります。

リボ払いは非常に便利なサービスなので、多くの人が利用しています。ただ、利息の仕組みに明るい人ほど利用しないサービスだということも覚えておきましょう。