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お金を借りる場合、真っ先に頭に浮かぶのが「銀行」や「消費者金融」などの金融機関ですが、一般の人でもお金を借りれる意外に知られていない金融機関が「ろうきん」です。

ここでは、ろうきんの概要と、取り扱っているカードローン・マイプランの特徴についてまとめてみます。

ろうきんとカードローンマイプランについて解説

まず、ろうきんとはどんな金融機関なのでしょうか。銀行が企業をメインに融資を行い利益を得る金融機関であるのに対し、ろうきんは働く一般労働者をメインに融資を行う金融機関です。

つまり、働く仲間たちとその家族を支えるために、労働組合や生活協同組合が作った金融機関です。

取り扱う商品は預金や各種ローン・住宅ローンなど銀行と変わりありませんが、労働者が預けた資金を共有財産として扱い、住宅資金や教育資金を必要としている労働者がお金を借りることができるという仕組みをとっています。

なので、営利を第一目的にしない金融機関であることから「低金利でお金を借りることができる」というのも大きな特徴のひとつとなっています。

カードローンのろうきんマイプランについては、限度額は300万円で一番低い金利で3.875%でお金を借りることができます。

但し、保証料が必要だったり、生活協同組合の組合員になる事など、一定の条件も必要になってきますので、お金を借りる際には事前の確認が必要です。

※以下の条件を満たす場合は限度額が最大で500万円まで引き上げられます。

  1. 団体会員の構成員:勤続年数5年以上、かつ年収500万円以上の場合
  2. 生協会員の組合員:勤続年数5年以上、かつ年収の50%以内の場合

金利や借入れができる人の条件は?

では、ろうきんのこのローンの金利を詳しく見ていきます。

消費者金融などの一般的なローンでは3.0%~18%という金利でお金を借りることができますが、このローンの場合は団体会員の構成員では3.875%~7.075%。生協会員の組合員およびその家族では4.275%~7.475%。一般の勤労者では5.275%~8.475%という低金利でお金を借りることができます。

団体会員とはろうきんに出資している労働組合などの団体に属している人の事を指し、生協会員とは同様の出資を行っている生協のうち、生協組合員融資制度を導入している生協の組合員と同一生計の家族を指します。

また、一般の勤労者とは、ろうきんの営業区域内に居住し、且つ団体会員や生協会員ではない人の事を指します。1000円からの出資金を負担し個人会員となる必要があります。

ろうきんは保証料が必要

一方、消費者金融では保証料はほとんど必要ないのに対し、ろうきんの場合には0.8%~1.2%の保証料が必要になってきます。それでも、消費者金融でお金を借りることと比較すれば、非常に低金利で融資を受けることができます。

さらに、給与振込み口座や年金振込み口座に指定することで、金利をさらに最大で3.2%も下げることができます。

審査に関する注意点とは

審査基準や審査に要する時間など、借り入れまでの注意したいポイントについて解説していきます。

まず、申し込みみ者の資格をあげておきます。

  1. 年齢は18歳~65歳
  2. 勤め先か住居が営業エリア内にあること
  3. 同一勤務先に1年以上勤務している
  4. 収入が安定していて年収150万円以上

というのが主な条件です。

また、この条件を満たしていれば必ずしも正社員である必要はありません。パートやアルバイトでも申し込みができるのはありがたいですね。

次に審査に必要な時間ですが、消費者金融などは最短でその日にお金を借りることができるのに対し、仮審査に1週間程度が必要となります。

さらに本審査に1週間必要ですので、実際にお金を借りることができるようになるまで、2週間程度が必要となります。したがって、すぐにお金が必要な方には不向きなローンと言えます。

申し込みに必要な書類としては、本人確認書類(運転免許証かパスポート、健康保険証のうちいずれかひとつ)が必要で、さらに団体会員の構成員以外が申し込む場合には、住民税決定通知書なdの公的収入証明書、国民健康保険証以外の健康保険証、住民票などが必要となります。

申し込みの際には口座の開設も必要となりますので、少し手続きに時間がかかります。

ろうきんカードローンのメリット・デメリット

以上のように、このローンには様々な特徴がありますが、メリットとデメリットを簡単にまとめてみます。

まずメリットは「金利が安い」「20歳以下でも働いていれば借り入れができる」デメリットは「審査の時間が長い」「限度額が銀行カードローンなどと比較して少ない」という事が挙げられます。

また、金融機関が個人の借り入れ状況を判断する際に、「借入種別」という属性で判断されるケースがありますが、消費者金融などからの借入れはこの評価が低く、このローンでの借入れはそれよりも評価が高いという結果がでていることもひとつの特徴です。

すでに労働金庫に口座をもっている方は用意する書類も少なくて申し込みができますし、ほかのローンを利用していて借り換えを検討している方にもお勧めのドローンと言えるでしょう。

いずれにせよ、お金を用意する時期や金額などを落ち着いて確認して、しっかり返済の計画をたてたうえで申し込むことが重要です。