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住宅ローンには大きく2つの種類があり、それぞれのローンで金利や仕組みに特徴があります。

まずは公的なローンで財形住宅融資や自治体融資などがあります。さらに民間の住宅ローンも様々なタイプがあります。ここでは、それぞれの住宅ローンについて詳しく解説します。

住宅ローンの選択肢について

1つは公的ローンで、財形住宅融資や自治体融資が代表的です。お金を借りるためには、財形住宅融資の場合だと、財形の貯蓄を1年以上行っている必要があります。

貯蓄の残高を10倍した額か、4000万円を上限にお金を借りることができる仕組みです。自治体が行う融資は、その市区町村等に住んでいる人が対象となる融資で、地方ごとの特色があります。

2つ目は民間ローンで、非常に様々なタイプの住宅ローンが扱われています。また、同じ名前のローンでも取り扱っている金融機関によって、固定金利の期間等に違いがあります。ローン内容のほかに、どの金融機関でお金を借りるかも重要なポイントです。

お金を借りる時の金利タイプに関して

住宅ローンを利用してお金を借りる場合、金利をどうするかという点が非常に大切です。ローンの返済が終わるまで、利率が一定なタイプとその期間を選択できるもの、景気の状況に応じて利率が変動するものに分けることができます。

利率を固定している期間が長いものほど、利率が高いというのが一般的で、利率が変動するものはほかに比べて利息が少ないというメリットがあります。特に不況が続いているような状況だと、利率が変動するタイプでは1%を下回っているケースもあります。

固定と変動タイプの選択については、今後の景気の動きによって変わるので一概には言えません。しかし、時代の傾向からある程度の判断をすることはできるかもしれません。

利率と返済額の考え方について

例えば同じ金額でお金を借りることができ、ローンを組むのであれば、利率が低い方が総額の返済額は当然少なくなります。ですから、金利が低いほど有利なように感じますが、実際は必ずそうなるわけではありません。

利率が少ない変動タイプのローンを選んだ場合、確かに数年間は固定タイプに比べて支払い額が少なくてすみます。しかし、10年単位で時代の景気が良くなった場合、それにあわせて利率は上昇していきます。

固定タイプは利率は変わらないので、最終的な支払い額は利率が固定されている方が少なくなるケースもあります。そのため、どちらかというと全体的に利率が低い時期に、固定タイプで利率を一定にしておくほうが無難と言えます。

利率以外で選ぶポイント

住宅ローンを選ぶ時に、利率とその種類を考えることも重要ですが、それ以外にもいくつか大切な点があります。

まず、お金を借りるまでに至る諸経費がどの程度発生するのかという部分です。契約の手続きには手数料や保険料、保証料等の様々なコストが発生します。特に手数料は、その金融機関によって数万円から10万円を超えるところまで存在します。

保証料に関しても、数十万の費用が発生する場合もあれば、無料にしてくれる所もあります。手続きにかかるお金も考慮に入れて計算すると、ローンを選択する時に具体的な数字が見えやすくなると言えるでしょう。

予想していたより、大きな金額を使ってしまうことにならないよう、注意して確認しておくと良いです。

繰り上げ返済のしやすさについて

利率や手続きと同時に、繰り上げ返済についても、住宅ローンの種類によって差がある部分です。繰り上げ返済ができるだけ自由に行えれば、返済する総額を効率よく減らすことが可能です。

金融機関によっては、50万円以上といったまとまった金額でないと繰り上げ返済が行えなかったり、手数料が発生したりする場合があります。逆に少額でも繰り上げ返済ができたり、ネットを使って返済が可能なサービスを提供している所もあるので、その点も考慮して選びましょう。

人生の中でも大きな選択を迫られる住宅ローンですが、予算が膨らみ過ぎて後々困らないように、できるだけ少なくお金を借りるという点を意識しておく必要があります。