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大手消費者金融は、自動契約機を全国展開してテレビCMやインターネット広告を多数掲載して集客を行なっています。しかし、実際に融資を受けられている人の数は、さほど多いわけでは無く、半数に満たない会社も少なくありません。

大手消費者金融に断られてしまった時に、次に検討するのは中小消費者金融となるでしょう。

中小消費者金融とは?

中小消費者金融の多くは、地域限定で店舗営業を行なっており、10店舗~30店舗程度ならば中堅消費者金融、店舗数が1桁ならば小規模消費者金融となるでしょう。大手消費者金融とは異なり、店舗営業を行っている特徴があります。

中小消費者金融は事業規模が小さい

中小消費者は、全国に300社程度ある消費者金融の中で、大手消費者金融10社前後を除いた消費者金融が該当します。

全国に自動契約機と審査センターを専門に置いている大手消費者金融と比べて、中小消費者金融は店舗を構えて店頭融資とインターネットを経由した全国融資の両方を行なっていますが、店舗数が30店舗以下にすぎません。

1社あたりの貸付残高も大手消費者金融とは比較にならないほど少ない水準となっています。

中小消費者金融の審査が柔軟って本当?!

大手消費者金融の審査に落ちてしまっても、中小消費者金融ならば審査に通ることがあるので、中小消費者金融は審査が柔軟だと言われています。しかし、全ての申込者が審査に通過するわけではありません。

大手消費者金融では一定の基準を満たさなければ、すぐに審査落ちとしていますが、中小消費者金融では個別の事情を考慮して現在の返済能力を判断して融資判断を行っています。

一律で審査落ちとしない点が、中小消費者金融は審査が柔軟だと言われる理由でしょう。

正しい中小消費者金融の利用方法

中小消費者金融に最初から申込みを行なうことは得策とは言えません。なぜなら、大手消費者金融とは異なり金利設定が利息制限法で定められた上限金利と同じという状態が一般的で金利が高いからです。

大手消費者金融ならば、専用ローンカードを発行して繰り返しいつでも利用限度額の範囲内で借入と返済を行えますが、中小消費者金融では実際に借入れを行いたい金額を一括で融資する方法が一般的です。

大手消費者金融に申込みを行なって1社審査落ちした段階で、何とか融資を受けるために中小消費者金融へ相談するという形が望ましいでしょう。

中小消費者金融の即日融資にはリスクがある!?

中小消費者金融へ申込みを行なう際には、下調べを行なった上で直接店頭に申込みに行く方法が即日融資を受けるための近道です。

地域限定営業を行なっていて、全国展開はインターネット経由のみの申込みというケースが多いので、即日融資は店頭申込に限られている中小消費者金融も少なくありません。

申し込み方法や返済方法が限られている

大手消費者金融とは異なり、中小消費者金融では1店舗あたりの社員数が10人に満たないことも多いので、申込方法として店頭申込とインターネット経由での申込み以外の方法を採用している所が少ない傾向にあります。

少人数で受付を行い、審査業務だけでなく返済受付や債権回収業務まで実施しなければならず、数多くの申込方法と返済方法を用意するだけの余裕がありません。

提携ATMなどの利便性が低い

中堅消費者金融ならば、大手消費者金融と同様に専用ローンカードを発行してATM経由で繰り返し借入と返済が可能なタイプの契約も存在します。しかし、多くの中小消費者金融では、ATM自体を設置していないケースも多く、店頭融資または振込融資が一般的です。

返済時も店頭へ持参するか、指定口座への振込返済を行なうことになるので、大手消費者金融のような提携ATMが充実していることは望めません。

借入限度額が低い傾向にある

利用規約を確認すると、大手消費者金融では借入限度額設定が最大300万円といった大口融資もありますが、中小消費者金融では1万円~50万円迄の融資可能額と決められている会社が多いです。

返済能力がいかにあっても、1人あたりの借入限度額の上限が50万円止まりということは中小消費者金融では珍しくありません。初回借入額については、特に低い傾向があり、いきなり50万円の借入れができることはほとんど無いでしょう。

とにかく金利が高い

中小消費者金融の金利設定は、利用限度額が10万円未満の場合には年20%、10万円以上50万円以下の場合には年18%が一般的です。

利息制限法で定められた上限金利ギリギリで貸付していることになるので、合法ではあるものの金利が高いことは確かです。大手消費者金融の金利設定と比較すると、金利差がいかに大きいか分かるでしょう。

大手よりも取り立ては厳しめ

借入金額の返済が遅れてしまう場合には、返済日よりも前に返済方法を相談しなければなりません。連絡や相談無しに返済を遅延してしまうと、大手よりも取り立ては細かく厳しめに行われます。

しかし、貸金業法で定められた債権回収方法に限定されるので、督促業務を行える時間や方法は法律に則った範囲内に限定されており、無闇に恐がる必要はありません。

元々他社借入れが多い利用者が中心となり、リスクを覚悟の上で貸付を行っているので、しっかりと回収業務を行っているだけです。

中小消費者金融の意外なリスク

中小消費者金融の最大のリスクは契約中に廃業されてしまうことです。

廃業されることで発生するデメリットは、返済先が変更になってしまうこともありますが、個人信用情報に影響がでる可能性があることです。

中小消費者金融も株式会社シー・アイ・シーや株式会社日本信用情報機構に加盟して、審査時や途上与信で情報照会や登録を行っています。

もし、廃業によって加盟資格が失効すると登録情報の更新ができなくなります。完済した場合でも情報が残り続けてしまいます。

もちろん、登録情報の抹消はできますが、抹消の手間や手続き忘れなどのリスクは残ってしまいます。

中小消費者金融で借りたほうがいい人は?

金利が高い中小消費者金融から借入れを行なうことは、大手消費者金融よりも相対的に高い金利で融資を受けることになります。

条件が悪い中でも中小消費者金融へ融資申込みを行なった方が良い人には特徴があります。中小消費者金融は、全ての人に対して最適な貸金業者とは限りません。

金融事故歴がある

過去5年以内に3ヶ月以上の長期延滞事故を起こしていたり、他社借入れが原因で債務整理を行ったりしている場合には、個人信用情報機関へ異動情報として金融事故履歴が掲載されています。

加盟している個人信用情報機関により金融事故歴の登録期間は異なりますが、既に完済または債務整理が完了してから年数が経過していれば、中小消費者金融ならば審査を行なってもらえるでしょう。

金融事故歴があっても、現在の収入と支出のバランスから返済能力を確認して融資審査に通過することがあるわけです。

事故情報は消えたはずなのに借りられない

個人信用情報機関へ掲載されている事故情報は、加盟している個人信用情報機関や金融事故歴により異動情報として掲載される期間が変わります。

消費者金融であれば、JICCへ信用情報開示請求を行なうことで、金融事故履歴が消えていることを確認できます。事故情報が消えたはずと思っていても、個人信用情報機関へ確認してみなければ分かりません。

事故情報が個人信用情報機関へ登録されていないとしても、今度は社会人経験が長いにも関わらず、個人信用情報が何も記録されていなければ、大手消費者金融は債務整理履歴を疑って審査落ちとしてしまうケースが少なくありません。

中小消費者金融ならば、過去の金融事故よりも現在の収入と勤続年数を重視しているので、金融事故履歴が消えているにも関わらず大手消費者金融の審査に落ちたならば、中小消費者金融へ申込みを行なうと良いでしょう。

中小消費者金融で借りられない人って?

大手消費者金融で審査落ちをしたために中小消費者金融へ申込みし直した場合、必ずしも審査に通過するとは限らず、審査落ちする人もいます。

中小消費者金融でも借りられない人には特徴があるので、事前に注意しておくと良いでしょう。

無職など収入がない人や勤続が短すぎる人

機械的な審査を行わない中小消費者金融では、現在の収入状況から審査を行ないます。

無職などで収入が無い状態や、働き始めて数日といった初回給与すら受け取っていない状態での申込みは、信用度が余りにも低くなってしまいます。

少なくとも安定した収入が長期間続くことを中小消費者金融の審査担当者へアピールすることが重要です。

他社の借り入れを延滞している

消費者金融の多くが加盟している個人信用情報機関のJICCへ信用情報照会を行えば、他社借入れ状況を確認できます。

借入れだけでなく返済情報もチェックできるので、他社からの借り入れを延滞していれば、すぐに分かり審査落ちとなるわけです。

総量規制に引っかかる

貸金業法に基づく貸付を行っている正規の消費者金融は、全て総量規制の範囲内での貸付しかできません。

いかに収入が多くても、借り入れ総額が年収の1/3に到達または他社利用限度額設定の合計額が総量規制に抵触している額に達していれば、審査に通りません。

ヤミ金などの違法業者で借りている

中小消費者金融へ申込みを行なう人は、他社借り入れがあるケースが多いので、他社借り入れ件数の確認が重要です。

個人信用情報機関へ信用情報照会を行なって出てきた他社借り入れ数よりも、本人申告の借り入れ件数が多ければ、ヤミ金などの違法業者からの借り入れが判明します。

違法業者からの借り入れがある場合には、新たな借り入れよりも債務整理を優先すべき状況です。

中小消費者金融から即日融資を受けるための準備

中小消費者金融から即日融資を受けるためには、事前に準備を行なった上で計画的な申込みをする必要があります。なぜなら、店頭申込であれば必要書類が揃っている必要があるからです。

必要書類を準備する

ホームページと利用規約を確認すれば、必要書類として本人確認書類と収入証明書が必要となります。

しかし、店頭申込では印鑑が必要となり、インターネット経由での申込みであれば、書類提出方法も確認しなければなりません。必要書類を正確に準備するためには、電話連絡して確認すると早いです。

申し込みの時間帯に注意

インターネット経由での申込みならば、振込融資が当日入金可能な平日14時までに審査を完了させる必要があります。審査時間を考慮すると午前中には申込み自体が終わっていることが必須になります。

在籍確認なしは無理?!

大手消費者金融とは異なり、中小消費者金融では現在の安定した収入状況を確認することが優先されます。

属性審査のみで落とさない代わりに、返済能力のチェックはしっかり行なうことになるので、在籍確認電話が完了するまで審査は通りません。

Dr.フランチェスカDr.フランチェスカ

大手カードローンの在籍確認については以下の記事で詳しく解説しているから参考にしてね。

【おすすめ3選】在籍確認なしのカードローンで借りる!職場にバレない借り方を全力解説!

年収と借金の総額をチェック

中小消費者金融は貸金業者ですから、貸金業法に基づく総量規制の遵守は必須です。

自身の年収と貸金業者からの借り入れ総額を確認して、総量規制に抵触していないことを事前にチェックしておかなければ、申込みが無駄になりかねません。

安全性の高い中小消費者金融

中小消費者金融の多くは地域限定営業を行っているので、知名度という点では大手とは比較にならないほど低いです。

安全性の高い中小消費者金融を知っておけば、いざという時に安心です。

フタバ

創業50年以上を誇る老舗の街金融として、独自の審査基準と貸付実績に定評があります。

中小消費者金融の中では金利設定が低めとなっているので、中小消費者金融は金利が高いと考えている人であっても納得できるでしょう。

審査スピードが早く、最短即日融資をインターネット経由の申込みでも受けられる点が好評です。債務整理経験がある場合には、最初から申告すると良いでしょう。

フタバ

フタバ

利率 実質年率14.959%~17.950%
限度額 融資額10万円~50万円
審査時間
評価 4.0

公式サイトはこちら

中小消費者金融の審査に落ちてしまったら

大手消費者金融で審査落ちをした後に更に中小消費者金融でも審査に落ちてしまうと、途方に暮れてしまう人も多いでしょう。個人信用情報機関へ信用情報照会を行なって、原因を探ってみることも大切です。

借金の借り換えやおまとめローンで一本化はできない?

中小消費者金融での審査落ちの原因が総量規制にある場合、貸金業法に基づく例外としておまとめローンを利用して、まずは借金総額を減らすことが重要です。金融事故に至る前であれば、おまとめローンの申込み審査に通る可能性が残されています。

しかし、銀行カードローンの中でも柔軟な審査を行っている商品への申込みをして、更に審査落ちとなるようであれば、別の方法を考える必要があるでしょう。

あすかあすか

借金の一本化についてのメリットやデメリットについて以下の記事で詳しく解説しています。

借金一本化で失敗する前に読んで欲しい!カードローン一本化の基礎知識

債務を整理したほうがいい?

新たな借り入れを行なって返済能力が無いと中小消費者金融に認定されてしまっている状態であれば、債務整理に踏み切ることで、新たな生活へと早期に向かうことができます。

中小消費者金融の審査基準は、大手とは異なり独自審査に特徴があるので、中小消費者金融1社に審査落ちしても、他社ならば審査に通ることがあります。

家計状況の見直しを行なった上で、中小消費者金融へ店頭申込を行い、どうしても審査落ちしてしまうようならば、債務整理を行なうと良いです。

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実は弁護士報酬を分割払いや後払いが可能な事務所がほとんどです。

さらに、過払い請求で戻ってきたお金で弁護士報酬を払うケースだと費用はかからずに債務整理が可能です。

実際に手出しが必要かどうかも含めて相談してみると良いでしょう。

まとめ

大手消費者金融では、属性審査結果次第で機械的に審査落ちとなってしまうことがあります。

中小消費者金融ならば、属性があまり良くなくても、個別の事情を考慮した上で独自の審査基準により審査に通してもらえることがあります。

中小消費者金融は、地域限定営業を行っているために、知名度は低いものの親身になって相談に応じてもらえるので、安全性の高い中小消費者金融を探して、臆することなく申込み手続きを行なってみると良いでしょう。